「コンポスト」それは家庭で出る生ごみを減らす取り組み。家庭で出るゴミの四割は生ごみといわれています。その生ごみを堆肥にかえて、環境に優しい生活をはじめてみませんか?
注文住宅・リフォームの設計・施工
先日、ショールームにて循環コンポストコミュニティ
「YACYCLE」の講師 杉山さん達によるコンポスト勉強会が行われました。
杉山さんは、愛知県の知多半島で「とるたべる」という農園を営んでいる方です。
弊社は自家製 木材コンポストを使用していますが、
飲食店ではないのでなかなか生ごみが出にくく、
今の使用方法で大丈夫なのか?という疑問もあり、私も勉強会に参加させていただきました。
※資料 生ごみ焼却ゼロプラットフォーム
今回、驚いたことはコンポストが「ごみを減らす」だけではなく、
「堆肥と化し、野菜などの恵みになる」ということです。
増え続けるゴミ問題、焼却炉に使う多額の税金、CO²問題など、
ゴミに関する問題は毎年増え続けています。
その中でも、「家庭ごみ」の4割が生ごみで、その生ごみの9割は水分です。
毎日出るもの且つ、水分を多く含む生ごみは燃やすのにも化石燃料が多くかかります。
なので生ごみをコンポストで減らすことは、エコな活動に繋がります。
自分の家でもゴミ袋の使用減少や、生ごみ処理がすぐできるというメリットがあります。
ただ、どうやったら生ごみが床材(トコザイ)と混ぜるだけで
堆肥になるのでしょうか?それは私もずっと疑問でした。
実際のところ、安心して植物に使える完全な堆肥化には、
’’2次発酵処理’’が必要みたいです。これにはなかなかの手間暇がかかってしまうそう。
(2次処理→長期間高温に保ち、病原菌、虫の卵、雑草種子などを死滅させること)
そこで循環型コンポストコミュニティ “YACYCLE”は、
面倒な2次発酵を代わりに行い、「出来上がった堆肥」又は「その堆肥で作った野菜」
に交換してくれるみたいです。
当たり前ですが、ゴミを入れ続けたらコンポストの中も満帆になります。
そもそも、自宅で野菜や植物を育ててない人はその中身のやり場に困ってしまいます。
「コンポストを始めたいけど、土のやり場に困る・・・」
という方にも「YACYCLE」のコンポストコミュニティはピッタリなのです🌱
「この活動がコンポストを始める手助けとなり、この堆肥でつくる
栄養たっぷりの野菜を、”スーパー”等ではなく顔の見える形で届けれることが嬉しい」
と語る講師の杉山さん。これから先、コンポストはどんどん
世に知れ渡っていくと思います。皆さんもぜひコンポスト生活はじめてみませんか?
p.s. 7月に端材でコンポストをつくるワークショップを開催予定です。お楽しみに!