ショールームでも「これって何の素材?」とよくご質問いただく
画像の素材。皆様は何に見えますか?
実はこちら、昔ながらの「手隙の和紙」なんです。
小林住建では、主に和室の建具やショールームではキッチンのカップボードの壁面に
一部アクセントとして使用しています。
大工が施工した杉板のオリジナルカップボードと手隙の和紙
杉のカップボードの深い色味と和紙の緩やかな色味が和モダンキッチン空間に。
無垢の木材と同じで、和紙も天然素材を使用しているため安心して使用できます。
手漉き和紙は、その名のとおり手で漉かれた紙。
楮(コウゾ)などを主原料に、しっかりと「流し漉き」という日本独特の
漉き方で漉かれた和紙の強度は、すごく強いです。
なので安心して日常的の扱う建具にも貼れます。
コチラの和室では、リビングとの仕切り建具、箪笥の建具に
手隙の和紙を使用させていただきました。
最近では和室がない家も増えていますがこの様な和の趣が、
暮らしの中で楽しめるのは和室の醍醐味です。
手作業による温かみと、一枚一枚が異なる表情を持つ手隙の和紙。
そこに素材の魅力が面白さが詰まっていると思います。
自然素材の持つ魅力を最大限に活かし、暮らしを楽しむ住まいづくりを目指します。