昭和中期の建物を古材を活かしてリノベーション
注文住宅・リフォームの設計・施工
蒲郡の街の一角にある昔豆腐屋さんだったお家の建て替えのご依頼をいただき
只今、準備をしています。
先人がこだわりをもって建てたお家は懐かしくて優しくてそして新しい、
そんな雰囲気を大事にしたいと言うお施主様のご要望で、
なるべくこの家の古建具や材木を活かした家づくりをしていきます。
寸法を測り建具回収/小屋裏に置かれた木材の家具
今回は解体前の建具と木材の改修作業です。
昔の建具は一本・一本手造りで細部に職人の拘りが見えます。
木材はひのき・杉・松・欅 すべて近くの山の木を使用して地元の職人が
愛情込めてつくっています。
大正~昭和時代から用いられている、結霜ガラスを用いた雪見障子
「地産地消」食材には馴染みのこの言葉も、
近年の住宅では遠い存在になってしまっています。
地方に住む私たちだからこそ「循環」を大切にした家づくりを
「手直し」ができる大工職人と共に、大切にしていきたいと思います。