二重窓（内窓）のメリット

皆さんは、二重窓（内窓）をご存知ですか？

二重窓（内窓）とは・・・　今ついている窓の内側に、もう一つ窓を取り付けたもので名前の通り窓が二重になるものです。

小林住建では、古民家再生やリフォームの際に暮らしや生活スタイルによって、
二重窓（内窓）を提案させていただくこともあります。

リフォームなどで窓の性能性をアップするために、よく用いられる二重窓（内窓）ですが、

具体的に二重窓（内窓）を設けることによって、どんなメリットがあるのか
今回は説明していこうと思います。

何といっても一番のメリットは断熱性能がグッと上がることです。

既存の窓と、新設された窓（内窓）との間に出来る空気層が、断熱性能を発揮します。

既存窓枠の内側にサイズぴったりに設置することで、
気密性を高め断熱性向上の役目を果たしています。

寒い冬の冷気も、夏の暑さもどちらも外からやってきて窓から室内に伝わり、
お家の中まで過ごしにくくなります。

なので窓の断熱性能を上げることは、夏も冬も快適に暮らすために欠かせないのです。

そしてリフォームなどでもお施主様が気にされているのが、防音対策。

長く住んでいるからこそ、ピアノなど楽器の音やペットの鳴き声など自宅からの音漏れが気になり、リフォームで改善したいという方も多々います。

窓ガラスは、壁や屋根と比較して、防音性の低い建材となります。

そのため室内外問わず、窓ガラスを通して伝わっている音が多くなっています。

騒音は空気を伝わって聞こえてくるもの。
二重窓（内窓）を設けて気密性が高ければ高いほど、音が伝わるはずの経路は遮断されるので、騒音の放出や侵入を防ぐことができるのです。。

他にも、気密性を上げることにより、結露の防止になったり、
窓が二つになるので防犯対策にもなります。

リフォームには色々な意味や価値がありますが、
暮らしやすさを向上する面で、二重窓（内窓）の検討は大事だと思います。

是非参考にしてみて下さいね。

刻みで建てる家②鉋で削る