注文住宅・リフォームの設計・施工
先週無事完成した、三谷町のご夫婦二人で暮らす家。
完成したお家を私も拝見させていただきました。
入ってすぐに見えるリビングが吹き抜けになっていて、
想像していたより開放的で広く感じました。
坪数は29坪で、
ご夫婦二人でのびのびと暮らせそうだなと思いました。
リビングの中に三畳の小上がりの和室を設けました。
ほっと一息腰を掛けるのにも丁度よい小上がりの和室。
絵を飾る予定の壁面は、漆喰の塗り方を変えてアクセントを付けました。
この漆喰のデザインを剣先仕上げといいます。
素材感といい、凸凹感といい、なんか触りたくなる魅力的なデザイン、。
これは、一度塗りつけた後に鏝の先端を使用して模様をつけます。
雰囲気を変えたい、アクセントをつけたいときに人気です。
こちらは当社でつくらせていただいたオリジナルの仏壇。
以前住まれていたお家の立派な梁材を使用させていただきました。
この梁は、明治初期~大正初期時代の「地松」という国産木材です。
古くから日本建築で愛されてきた地松は、強度に優れ耐久性や香りの良さから、
お寺や仏閣など強度を重視するような建造物にも使われてきた高級な材料です。
この大きな梁から特に木目が綺麗なところを使って、
仏壇を置いているカウンターにも使用させていただきました。
以前住んでいたお家をすべて壊すのではなく、
このように一部でも新しく形を変えて再活用することで新しいお家にも思い出が蘇ります。
次回も、こちらのお家の見所をたくさん紹介いたします。
明治時代の硝子をもちいたレトロな室内小窓や、
将来の暮らし方を考えた水回りの色々、木のお家ならではの外観部などなど・・・!
ぜひ、ご覧ください♪