注文住宅・リフォームの設計・施工
先日、西尾市で現在新築中のお家に行ってきました。
11月下旬に上棟を迎えたこちらの現場、もうすぐで2ヶ月が経とうとしています。
上棟したばかりの頃は、まだ屋根も壁もない軸組だけの状態でしたが、
今では屋根がかかり外壁もサッシが取り付けられ、少しづつ完成に近づいています。
この日は天井の板張りをしていました。
天井が張られることで一気にお家の雰囲気が変わり、
このお家のシンボルともなる、太くて大きな梁もさらに存在感を増したような気がします。
今回使わせていただいた天井板は、
新城市にある材木屋さんから仕入れた、〝三河杉″という地域材です。
この三河杉は、白味と赤味のコントラストがはっきりとしており、
他の杉に比べて赤味がとても濃いのが特徴です。
実はこの赤味の濃さは木材の油量に関係しており、
赤味が濃いほど油分が多く、艶のある杉になるんだそう。
同じ杉でも、産地や育った土壌によってそれぞれ違った特徴を持っており、
特に地元の材料を使った家づくりは、より一層愛着が湧いてきますね。
入社して初めて、一から担当させていただいたこちらのお家。
私自身も、お家ができあがっていく過程をこんなに近くで見守るのは初めてで、
現場へ行くたびにいつも新鮮でとてもわくわくしています。
お恥ずかしながら、家づくりについてまだまだ知らないことも多く、
現場で大工さんや職人さんが話す言葉は、1度では理解できないことがたくさんありますが、
その都度、絵や実物で教えてもらいながら、現場でたくさん勉強させてもらっています。
これからもたくさん吸収していけるようにがんばります!