注文住宅・リフォームの設計・施工
先日、いつもお世話になっている「三鈴」さんへ見学に行かせていただきました。
三鈴さんは愛知県新城市にある製材所で、三河材や東濃材などの地域の材料を扱っています。
山に囲まれた自然豊かな所で、すぐ隣にはJR飯田線が通っており時折電車が通っていきます。
到着してまず初めに、木材が製材されていく様子を見学させていただきました。
普段私たちが目にする、正方形や長方形などの木材は、
元々は一本の大きな丸太からできています。
山から採ってきた丸太は、機械を使って一本ずつ皮を剥ぎ、製材場で板状におろされます。
そして、それぞれ部材の寸法に合わせてカットし、形が整えられます。
この製材の工程で出てくる大量のおがくず(木材をカットする際に出る木のくず)は、
一日一回、農家さんがトラックで回収に来て、牛の寝床になるそうです。
そして、その牛から出たフンは畑の堆肥となり、農作物に栄養を与えます。
大きく育った農作物は、やがて収穫され私たちの食卓に並び、命の糧となります。
木を製材することと、私たちの食卓。
一見何のつながりも無いように感じることも、このように循環し、すべてが繋がっている。
社長さんからこのお話を聞いて、三鈴さんの環境を大切に思う心にとても感動しました。
そして、そんな三鈴さんが製材した木材をつかって、家づくりをすることもまた、
環境を大切にすることに繋がっているのだと感じました。
これからも環境にやさしい家づくりを目指して、たくさん勉強していきたいと思います。