注文住宅・リフォームの設計・施工
11月に入り、少し肌寒い季節になってきました。
最近は暖かな陽気が続いていますが、少し前までは朝晩の冷え込みも激しく、
徐々に冬が近づいていることを感じます。
先日、今年の春に竣工したO様邸にて、薪ストーブの火入れ式を行いました。
この日も暖かな陽気に包まれ、少し汗ばむほど天気の良い一日となりました。
今回こちらのお家に入れさせていただいた薪ストーブは、
株式会社 岡本さんの「AGNI-HUTTE(アグニ-ヒュッテ)」というモデル。
一般的なものよりも小柄なタイプで、自然木を利用した可愛らしいノブが特徴的です。
お施主様も、この何とも言えない愛嬌のあるデザインをとても気に入られ、
お家の雰囲気にもぴったりな、こちらのストーブを採用させていただきました。
ストーブ屋さんにお越しいただき、使い方のレクチャーを受けていきました。
薪ストーブで薪を燃やす際、重要になるのが、くべる“薪の量”だそう。
たくさん燃やそうとすると、ついつい薪を多めに入れたくなるのですが、
これをしてしまうと薪ストーブに負荷がかかり、不完全燃焼を起こす危険もあるそうです。
薪ストーブには、それぞれ消費できる薪の量が決まっているため、
この適切な薪の量を守ることで、安全に効率良くお部屋を暖めることができるそうです。
初めての火入れ式でしたが、薪の並べ方や薪ストーブの仕組みなど、
時には笑いも交えながら、一つ一つ丁寧に教えていただきました。
幼少期に、“おくどさん”でごはんを炊かれたり、火鉢を使われていたことのあるお施主様。
当時を振り返りながら思い出話にも花が咲き、終始和やかな雰囲気の火入れ式となりました。
来週からまた、気温がぐんと下がるようですので、
これから薪ストーブの出番も徐々に増えていくことと思います。
ぜひ、薪ストーブを通して、火のある暮らしを楽しんでいただけると嬉しいです。
改めてO様、ありがとうございました!お体にはお気をつけてお過ごしください。