みなさんこんにちは、補助金担当の横田です。
2025年は「GX住宅」をはじめ、「長期優良住宅」や
「ZEH住宅（ネット・ゼロ・エネルギー住宅）」を
建てる方への補助金制度が充実しています。
これらの住宅は、省エネ性能や耐久性、環境への配慮が評価され、
住まい給付金など他の補助金の対象になりやすい特徴があります。
賢く補助金を利用することでよりお得に、そして未来に優しい住まいを実現するチャンスです。
このブログでは、具体的な補助金の内容や申請ポイントをご紹介します！
①GX志向型住宅
補助金額：160万円 / 対象世帯：全世帯
対象の性能は下記の表通りになります。
注目する点としては、ZEH水準より高い、断熱性能等級６と、
再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35％以上」
ということです。
断熱性能をあげるには、性能の良い断熱材、気密性を考えた断熱工法
断熱性能の良い窓（Low-E複層ガラス＋アルゴンガス入り）等の設置を推奨しています。
そしてもう一つ。一次エネルギー消費量の削減についてです。
そもそも一次エネルギー消費量とは、
住宅を使用する時に建物全体で消費するエネルギーを熱換算したものです。
この一次エネルギー消費量は、画像のよう住宅の設備機器の性能で大きく変わります。
②長期優良住宅
補助金額：80~100万円 / 対象世帯：子育て 世帯等
※100万円→住宅の新築にあわせ、建替前に居住していた住宅など建築主（その親族を含む）が所有する住宅を除却する場合。
「長く良好な状態で住み続けるための措置を講じた性能の高い住宅」を指し、
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づき認定されるものです。
おおまかな対象基準は
1.長期に使用するための構造および設備がある
2.一定面積以上の住戸面積がある
3.居住環境などへの配慮が行われている
4.自然災害への配慮が講じられている
5.維持保全の期間、方法を定めている
と設備や断熱材だけでなく、構造への性能も求められます。
長期にわたり安全かつ快適な暮らしができ、数世代にわたって住み続けることもできます。
先進５カ国の住宅寿命年数
日本では、他国と比べて家の建て替え周期が短く、
多くの住宅が30年ほどで取り壊され、新しい家が建てられます。
しかし、長期優良住宅の認定を受けることで家を長く大切に使い続けることが可能になります。
愛着を持って住み続けることは、コストの削減だけでなく、環境にも優しい選択です。
③ZEH水準住宅
補助金額：40~60万円 / 対象世帯：子育て 世帯等
※100万円→住宅の新築にあわせ、建替前に居住していた住宅など建築主（その親族を含む）が所有する住宅を除却する場合。
まず先に、一つ皆様に伝えたいのが「ZEH住宅」と「ZEH水準住宅」の違いです。
『ZEH』の場合は、太陽光発電システムなどの再生エネルギーを利用して、
家の中の一次エネルギーを０以下にすることが要件です。
しかし「ZEH水準」の省エネ住宅は、日本住宅性能表示基準の「断熱等性能等級５」かつ
「一次エネルギー消費量等級６」に適合する住宅ということになります。
つまり太陽光パネルなどからの創エネが必ず必要というわけではないのです。
今回は2025年に「新築を建てた際に使える補助金」の説明でした。
2025年のリフォームで使える補助金についても後日解説していきたいと思います。
この記事について質問等あればぜひお電話等でお問い合わせくださいませ。
小林住建 電話番号：0533-59-8085
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