老舗の八百屋さんを暮らしやすくリフォーム

工事前のお写真

長年、地域に愛された八百屋さんが惜しまれつつも閉店する事になり、
その店舗を利用して家族が住む住居にしたいとご依頼いただきました。

お店を運営されている時は２階に住んでいましたが、
２階だと高齢のお母さんの事を考えると何かと不自由を感じ
１階の店舗だったスペースを利用して平屋のように、
１階ですべて完結できる空間にしたいとご要望いただきました。　

断熱材が入ってない天井（BEFORE）

４０年前の建物ですが躯体は重量鉄骨でつくられており、しっかりとした造りでした。
ただ店舗用につくられており住宅としての断熱性能はなく、
外壁の劣化も進んでおり一部雨漏りもしていました。　

壁用断熱材と天井断熱材を敷き詰めた様子

そこで、リフォームでも新築並みの快適な空間で住んでいただくように床と壁に高性能な断熱材を入れて床と外からの熱を遮断しました。
また、窓も高性能窓に交換する事で冬は部屋の熱が逃げにくく、
夏はその熱が入りにくい空間としました。　

BEFORE/AFTER

BEFORE/AFTER

外壁や屋根はトタンだったのですが、全体的に錆びており屋根は一部雨漏りしていたため、
経年劣化のしにくいガルバリウムの屋根と壁にリフォームさせていただきました。
まるで外観は新築のような見た目になります。 

完成まで後１カ月半となりましたが、地域に愛された店舗が家族の愛着ある空間になるように工事がつづきます。年明けの完成が待ち遠しいです。