注文住宅・リフォームの設計・施工
先日完成から約一年が経ったお施主様の住まいに訪問させていただきました。
杉の鎧張り外壁に平葺の黒い屋根の平屋のお住まい。
鎧張りとは木造民家の外壁に用いられる伝統的な張り方で、
まさに鎧のように板を重ねていく張り方のこと。
とくに昔は雨の多い地域に多く見られる方法で、
板の隙間から風が吹き込むことがなく、
雨も全て下へ流れ落ちるので用いられていました。
木材は水に、強い杉の赤身材を用いてます。
家の南側を囲むように植えてある、
満開のオオキバナカタバミ。
オオキバナカタバミは、
寒い冬にも咲く花です。
春夏秋冬に咲く花木があると、
四季の移ろいを庭で楽しめます。
お施主様が育てているレモンの木と観賞用麦
お施主様が以前住まわれていた古民家の大黒柱が、
玄関から和室までを通す梁となって、新しい住まいを支えています。
シューズクロークの入口には妹さんお手製の紺色の素敵な暖簾
和モダンな雰囲気にぴったりです。
以前住まわれていた家から引き継ぐ古建具と梁
冬に大活躍したこの薪ストーブは、
株式会社 岡本さんの「AGNI-HUTTE(アグニ-ヒュッテ)」というモデル。
一般的なものよりも小柄なタイプで、自然木を利用した可愛らしいノブが特徴的です。
コチラの住まいは平屋の回遊性がある間取りなので、
薪ストーブ1台でもかなり暖かくなります。
お施主様今回はお邪魔させていただきありがとうございました。
お施主様の豊かな暮らしがこれからも伸び伸びと続きますように。