注文住宅・リフォームの設計・施工
先日西浦小学校にて、蒲郡市社会福祉協議会さん主催の木工ボランティアがあり、
講師として2人の大工さんと、お手伝いに行かせていただきました。
普段から、「地域の多世代交流」をテーマにボランティア活動をされている、
シニアの方9名と一緒に、小学校に設置するベンチづくりを行いました。
木工経験の少ない方から、趣味で日曜大工をされている方まで様々でしたが、
みなさん率先して作業をしてくださり、道具の使い方を教え合ったりしながら、
グループで協力してあっという間に完成させることができました。
私も一緒に作業をさせていただきながら、
みなさんと楽しくおしゃべりをしたり、逆に参加者の方から教えていただいたりと、
和気あいあいとした雰囲気で、とても良い交流の時間を過ごすことができました。
途中、5年生の生徒さんたちが、休み時間を使って見学に来てくれました。
みんな、道具を使いながらベンチを組み立てていく様子に興味津々。
見本として置いていたベンチにも、たくさん触れたり座ったりしながら、
とても楽しそうに見学してくれました。
今回このベンチづくりの材料となったのは、国産材の”東濃桧“。
普段私たちが家を建てる際に、柱などの構造材として使っている材料です。
子どもたちの中には、ベンチに座りながら「このベンチなんかあったかい!」
と言ってくれる子もいて、参加者の方々をはじめ、見学に来てくれた子どもたちにも、
国産材の良さを肌で直接感じてもらうことができました。
完成したベンチは、西浦小学校のグラウンドに設置され、
子どもたちと地域の方たちの“交流の場”として活用されるそうです。
私たちが大切にしている“ものづくり”を通して、
子どもから大人まで、世代を超えた地域交流のお手伝いをすることができ、
また、国産材の魅力や大切さを知ってもらうことができ、とても有意義な時間となりました。
皆さんも、西浦小学校に行かれる機会がありましたら、
ぜひベンチに腰を掛け、木の香りやぬくもりを感じてみてください♪