注文住宅・リフォームの設計・施工
「愛着のある家を手直しして住み続ける」
長く住めば住むほど、住宅にもガタが出てきますが
そのぶん我が家への愛着は大きいものです。
今時の住宅ではあまり見られない古民家ならではの丸出しになった梁や柱、
和室の障子やアンティークな硝子戸など、今では貴重なものなのです。
リノベーションなら全てを壊さずに、
活かせる・古き良きものを残しつつ性能をよくして住み続けることができます。
今回のブログでは、建て替えるのではなくあえて古民家リノベーションをする事での
環境のことなどを踏まえたメリットを紹介させていただきます。
①貴重な天然の木材でしっかりした構造
現在の住宅では、貴重なことから構造材にはほぼ使うことがないケヤキやマツなどの木材が、古民家には多く使われているケースがあります。その木材たちは強度が落ちるまで約1000年もかかるといわれるほど。更に古民家には柱や梁も多く使われているので、さらにリノベーションを加え耐震性を考慮し、より安心した構造の元で暮らしができます。
②建て替えるより断然、地球にエコな再生。
環境効果の面では、建替えではなく「再生」という手法をとることで、
廃棄物を大幅に削減できるのでCO₂の減少に繋がります。
また、小林住建では古民家再生の際に扱う木材も国産材しか使用しないので、
ウッドマイレージ(木材など輸送時の環境負荷を数値化)を
外国から木材を仕入れている会社より多く削減できます。🌼
③こどもエコ住まい・窓リノベなどの補助金を受けれる。
現在住宅補助金の中には、多くのリフォーム・リノベーションにしか対応していない
補助金がたくさんあります。中には国から出ている窓リノベ推進事業といった、
「開口部断熱工事代金の約1/2」を補助してくるれるという補助金事業も。
新築で補助金を受けようとすると、「ZEH」基準を求められるので、
その分住宅のコストも大きくなってしまうのですが、
それに比べてリフォームの補助金は比較的受けやすいのが魅力的です。
④地域活性化に繋がる
現在どの県でも空き家が増えていることから、
特に過疎化された地域などで空き巣などの問題も絶えません。
過疎化が進んでいる地域の空家をリノベーションして活用すれば、
地域の安全化・活性化につながります。🌲
近年、新築の物価が高まっていることや、
SNSでお洒落なリノベーションの物件を気軽に拝見できることから、
「まだ利用できる中古物件を手に入れてリノベーションして住む」
という選択をする人が増えています。
小林住建では多くの古民家をリフォーム・リノベーションさせていただいており、
最近では築50年の中古物件をフルリノベーションさせていただきました。
ぜひ皆さんも今住んでいる我が家を長く住むため「再生」「リノベーション」を、
考えてみてはいかがでしょうか?🏡