注文住宅・リフォームの設計・施工
日本古来より受け継がれし漆喰の抗菌効果
漆喰には消臭・抗菌・防カビ効果があると言われています。それは、漆喰は消石灰を原料としており強いアルカリ性を示すからです。ほとんどの細菌やウイルスは強アルカリ環境では生存することができないため、漆喰に触れることで細菌・ウイルスの減少を見込め、飛沫等による家庭内感染への予防に効果が期待できそうです。
また漆喰には二酸化炭素を吸収し、元の石灰石に戻ろうとする性質もあるため、室内の二酸化炭素濃度を減少させ、より過ごしやすい快適な環境へと変えてくれます。
コロナ禍の中、ステイホームで多くの時間を家で過ごす方も多いと思いますが、少しでもリスクを減らし、より快適に過ごせるよう漆喰の壁にしてみませんか?
■DIY施工は注意!
ご自身で漆喰を塗布する際は注意が必要です。先にも述べた強アルカリ性なので、目に入ると角膜を侵食します。施工の際(特に天井面)は作業用ゴーグルをかけてしっかりと目を保護しましょう。万が一目に入った際はすぐに洗い流し、医師の診察を受けましょう。