注文住宅・リフォームの設計・施工
私たちは時代の流行に関係なく、住む人が心地よくて長く愛される家づくりをめざしています。
温かさや涼しさを感じられる環境、天井の高さや開口部の大きさ、屋根のかたちなど、居心地のよさを考えたデザイン。収納や家での過ごし方など住まい手の暮らしにそった空間づくりをご提案させていただきます。
健康で暮らしたい。これは誰もが思うことだと思います。毎日、忙しく生活するなかで、家では肩の力を抜いて開放されたいものです。
森の中にいるような香りや空気感が家にあれば、リラックスできストレスからも解放されるのではないでしょうか。「森の空気感」を意識して木や漆喰の素材選びをおこなっています。
古民家は100年以上も地震や台風に耐えてきました。その一番の要因はバランスのよい構造体です。柱や梁のバランスがとてもよいのです。昨今は、間取りが優先されて、金物で抑えてなんとか耐震等級を取得する場合もあります。
しかし、それは経年変化により変化します。金物だけに頼るのではなく、配置バランスのとれた間取りであることが大切だと考えています。今だけではなく長く安心して住める家づくりを心がけています。
暮らしを営む居心地はとても重要です。居心地のよさはどこからくるのでしょうか。それには温かさや涼しさを感じられる環境がとても重要です。適切な断熱や窓の配置は季節の光や風を見方につけて心地よい住環境の手だすけをしてくれることでしょう。
場所によっては軒の出を調整したり、天井の高さ・開口部の大きさ・屋根のかたちなどのデザインは心地よい空間の重要な要素です。また、荷物のしまい方や休日の過ごし方など住まい手の暮らしにそった空間づくりをご提案させていただきます。
本物の無垢の木は新築当初よりも日が経つにつれて味わい深くなり愛着がわいてきます。木の種類や部位、形によってそれぞれの魅力があります。水に強い木・柔らかい木・硬い木・木目が薄い木・香りがよい木・腐りにくい場所の部位などそれぞれの特徴を生かして家づくりをしています。特にこの東海地方では、桧・杉・椹(さわら)・欅(けやき)・松など豊富な樹種で多くの良材があります。
このような材をうまく使い、気持ちのよい家をつくっていきたい。また、日本の森を活性化させたいという思いから国産材にこだわり材料を仕入れています。職人同様に林業にかかわる人びとも後継者不足で年ねん減ってきています。そのため、山を手入れする人も減り、荒れている山も多いのが現状です。少しでも日本の森を元気にしていく活動を行っていきたいと思います。
築100年以上の古民家が今も愛され世代を超えて引き継がれています。何が違うのでしょうか。確かに古い家は冬が寒かったり不便な部分もありますがそれでも愛おしいものです。そこには昔のつくり手の思いやこだわりがあり、私たちはそれを感じるのではないでしょうか。
湿気が多い地域もあれば、一年の半分が雪に覆われる地域、雨が多い地域もあります。季節によっては風の向きも変わります。お祭りを大事にしている地域、寄り合いが多い地域などいろいろです。昔の職人がその地域の気象や風土、文化を把握してつくってきた技術を生かした家づくりを考えています。